ジャズピアノ2つのアプローチ

こんにちは、柴田コウメイです。

今日は、ジャズピアノを学ぶ二種類の方法のおはなしです。

ジャズピアノには、大きくわけて二種類の練習法があります。

ひとつは、ジャズ理論を学び、コードに対応したスケールでアドリブを構築してゆく方法。

もうひとつは、先人のフレーズをコピーし、それを切り貼りしてアドリブをする方法です。

今でこそ、バークリー音楽大学のメソッド「バークリー理論」が有名になり、ジャズの理論書も簡単に手に入るようになりましたが、僕がジャズを学び始めた頃はまだまだジャズ理論など学べるところも資料も少なく、ジャズのアドリブを学ぶといえばコピーが主流でした。

昔は、コピー譜もほどんどなく、すり切れるまでレコードを聴いてフレーズをコピーしていたそうです。渡辺貞夫さんも、チャーリーパーカーのレコードが白くすり切れるまで聴いて勉強していたそうです。

今は、コピー譜もたくさん出版されていますし、聴こうと思えば、YouTubeでいくらでも名演を聴くことができるので、独学をするには本当にいい時代になったと思います。

今日の動画

2024年07月06日